部活動の地域移行は令和10年の完全移行に向けて少しずつ始まったばかり。部活動が地域移行するとクラブチームのように活動自体が有料化になります。コーチの報酬や保険料、管理事務費など、これまで教員や学校で担っていた役割を民間や自治体が担うため運営費用が必要になるからです。各家庭から月謝として費用を集めるという選択もありますが、全ての子どもが平等に活動するためには限界があるでしょう。
また現状の大きな壁となっている問題として専門スキルのあるコーチの数が不足しています。茨城県内では、2,878の部活動があり、令和10年までにその全てのコーチを確保することは現実的に厳しいと言われています。
その原因として、指導報酬が十分でないこと、専門スキルはあっても指導者としての知識、経験がないことが挙げられます。まずは月謝だけでは賄えない指導者への報酬の見直し、そして専門スキルのある指導者を育てる仕組み作り、この両立が必要となります。
そんな問題を解決しながら
子どもたちの部活動を持続させたい
地域移行を現実のものにするためには、地域のみなさんの支えが必要になります。子どもたちの可能性を守りたい!そんな熱い想いを持った誰しもが力になれるよう、さまざまな支援方法をご用意しています。
「先輩、部活がなくなるかもしれないです…」
きっかけは教員をしている後輩からの一本の電話でした。教員の長時間労働や過酷な職場環境が問題視されるようになった昨今。その原因の一つが部活動にあるとされており、部活動の在り方が見直されているのです。
部活動が段階的に地域移行する流れにありますが課題は山積み…このままでは部活という文化がなくなり、子どもたちの可能性や青春を守れなくなるかもしれません。
Re:部活プロジェクトは部活動の地域移行の最前線に立ち、部活動という文化、そして子どもたちの可能性や青春を守るために立ち上げられたプロジェクトです。大人たちが力を合わせ、子どもたちの可能性を後押ししたい。そんな想いで始動しました。
1回1,000円から寄付による支援が可能です。あなたが支援した寄付金は指導者の育成や○○に使われます。どなたさまでも参加可能です。
企業・法人として支援いただくことも可能です。寄付金での参加はもちろん、指導者の育成や派遣など…「何か少しでも力になりたい」とお考えの方はお気軽にお問い合わせください。
指導に興味がある方、専門スキルを活かしてみたい方、子どもに携わる活動をしたい方。そのような方からのご参加をお待ちしております。
地域移行の最大の課題とも言える人材不足。プロジェクト運営のためのスタッフも募集しております。
・支援したいけど特別なスキルがない
・支援したいけど時間がない
そのような場合は、1回1,000円から寄付での参加が可能です。
部活動の地域移行を実現するためには資金面の困難も抱えています。行政からの資金面での支援も不足しており、子どもたちの部活動を維持するためには資金調達が必須です。寄付いただいたお金は、コーチや子どもたちが活動するための活動資金となります。
・組織としてサポートしたい
・組織としてできることを模索している
そのような場合はスポンサーとしてもご参加いただけます。寄付での参加はもちろん、コーチの派遣、スポーツ用品や楽器の提供など、子どもたちの活動維持のためにご協力いただけることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ボランティアでの参加はコーチやスタッフとして子どもたちの活動に携わっていただきます。専門スキルのある方はもちろん、指導をやってみたい!プロジェクトの運営に携わってみたい!という方など、熱い想いを持ったあなたの力が必要です。
あなたが青春を捧げた部活動。大人になった今でも、勇気に変わる思い出や、一生の仲間ができた場所ではないでしょうか。そんなかけがえのない場所がなくなってしまうかもしれません。彼らが大人になった時「部活やっててよかったな」そんな風に感じてもらいたい。Re:部活プロジェクトはそのような想いで集った熱い大人たちが運営しています。あなたの熱い想いが子どもたちの可能性を守るきっかけになるかもしれません。一人一人の力は小さくても、力になりたいと思う大人が集えば、子どもたちの可能性は守ってあげられます。私たちと一緒に新しい部活動の形をリスタートさせてみませんか?